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執筆者の写真Akyako

やっぱり!

サマーコンサートでソロを弾く際の6年生の生徒さんの話です。


舞台袖で緊張している様子だった🧑🏻ちゃん。「急がなくて良いよ、ゆっくり呼吸してから弾き始めようね。」と声をかけ送り出しました。


♪〜なかなか良い出だしです。お、意外と落ち着いてるぞ、大丈夫そう。☺️…と思いきや中盤、止まってしまいました。😣

ドキドキしながら様子を見ていると固まっています。


私は🧑🏻ちゃんのところに駆け寄って耳元でささやくように歌いながら「ここから弾こうか」と言うと…♪〜。大丈夫そう。


無事に最後まで弾き終えました。☺️


その後のレッスンで、「緊張してだけど弾き始めたら〝お、結構いけるかも〟って思わなかった?なんとなくそう感じたんだけど。」と聞くとニコニコ笑いながらうんうんとうなずいています。


「やっぱり?な〜んとなくそう思ったのよ。あ!いけるぞって思ってるなって、そしたら真っ白にならなかった?」


🧑🏻ちゃんはまたニコニコしながらうんうんとうなずいています。


「やっぱりー!わかる!でもね、いけるぞって思った瞬間、気持ちがそれて集中できてないから、ん?ってなる事多いのよ。笑

今度はひたすら曲を歌ってて。きっと上手くいくから。」


と、言いました。それは本当にそうなんです。一瞬で〝あれ?〟ってなります。


でも良い経験をしたなって思います。間違えることを恐れていると良い演奏にならない事が多いですが、良い緊張がふっと途切れるとこれまた〝あれ?〟です。


生徒さんには毎回のステージで色んな体験をしてその度に様々な目標を持って欲しいなと思っています。


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